三行早見
- 他己分析で他者から見た自分が分かる
- 面接・ESで使えるエピソードが増える
- 4つの質問:得意・苦手・目立つ・優秀
就活をしてると、自己分析の難しさに戸惑いませんか?
「自己分析とか分かんないよ!誰か助けて!」
そんな状態になっていませんか?
少なくとも就活中の私はそうなっていました。
そこで、開き直って「誰か=友達」に「助けて」もらったら。
なんと、自己分析がメチャメチャ深まったんです。
というわけで、今回のテーマは他己分析のススメ。
本記事では、他己分析のメリットと、具体的なやり方が分かります!
他己分析のメリットから、さっそく見ていきましょう!
他己分析で他者から見た自分が分かる
他己分析で、他者にとって自分はどんな人間に見えるのかが分かります。
これ、けっこう重要な気付きになるんですよ。
例えば、自分で思っている個性が、実はあまり目立っていなかったり。
あるいは、自分で思いもしない点が、他者にとっては重大に感じられていたり。
このような気付きは、ESや面接で非常に高い効果を発揮します。
そう、自分で思う印象や強みと、相手に与える印象や強みに、整合性を持たせられるのです。
逆に、「なんか言ってることと印象が違うな…」という現象も防止できます。
さて、他者視点の自分が分かったところで、それを面接やESに活かす方法を伝授します!
面接・ESで使えるエピソードが増える
他己分析は、面接やESに直接使えます。
というのも、他者が見ている自分について聞くと、使えるエピソードが付いてくるからです。
例えば、「私の得意そうなことって何?思い当たるエピソードも教えて!」と聞いたとしましょう。
これに対する相手の返答は、こんな感じになるでしょう。
「人の間に上手く立つことかなぁ。ほら、サークルの会議でバチバチしてた時、A君とB君の間を取り持ってたじゃん。」
ここから、面接やESでは、次のようにそのまま使えます。
- ポイント→人と人とを繋ぐような仕事をしたい。
- 理由→人の間に上手く入るコミュニケーション能力があるから。
- 具体例→サークルの会議で激論を交わしている二人を仲裁して、議論を円滑にした。
このように、すぐさま使えるエピソードが出てくるのが他己分析の良いところです。
さらに、出てきたエピソードをもとに、さらに強力なエピソードはあるか、経験を洗い出すきっかけにもなります。
ここまでで、他己分析の有効性をご理解いただけましたか?
続いては、どうやって他己分析をやるのかお話ししましょう。
4つの質問:得意・苦手・目立つ・優秀
他己分析は、自分をよく知る相手に、4つの質問をぶつけます。
相手は、家族や、親しくしている友人・先輩・後輩など。
そして、4つの質問と、それにより得られる情報は次の通りです。
- 得意そうなことは?→長所、アピールポイント、興味の核
- 苦手そうなことは?→短所、「不正解」=自分の避けるべき仕事
- 目立つところは?→自分の印象(プラスマイナス両面)
- 優秀だと感じるところは?→特に強い長所、実績
これらの質問で、その人から見た自分を、網羅的に理解できます。
知り得た情報から、自分の戦略を組み立てていきましょう!
まとめ
他己分析のメリットと方法を、改めて振り返りましょう!
他己分析で、他者から見た自分を理解できます。
さらに、面接やESで使えるエピソードを得られます。
他己分析に必要な質問は4つ、得意・苦手・目立つ・優秀。
このように、他己分析を通じて自己分析を深められ、おまけに面接・ES対策にもなるのです!
さて、本記事の締めくくりとして、他者にする質問文のテンプレを作りました。
(一人称は必要に応じて変えてください。)
ーーーーーーー以下テンプレーーーーーーー
唐突ですが、私(または僕、俺)をよく知る○○(相手の名前と敬称)に、就活で使うための他己分析をお願いしたいです!
都合のいい時に、私(または僕、俺)についての4つの質問に答えてもらえると助かります!
(些細なことでも、「こんなエピソードあったよね」と教えてもらえると、とてもありがたいです!)
・得意そうなことは?
・苦手そうなことは?
・目立つところは?
・優秀なところは?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
とりあえず、手始めに一人だけ!
これをコピペして、LINEで友達に送ってみるところから、始めてみませんか?
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